「カチョカバロ」とは、紐で吊り下げ乾燥・熟成させて作る、ヒョウタンのような形をしたチーズのこと。モッツァレラチーズと同じ製法ですが、よりハードな仕上がりになっています。そのまま食べてもおいしいですが、厚めにスライスして焼いて食べるとおいしい、とされています。
そんなカチョカバロを使った、濃厚なボリューム満点のグラタンです。海老との相性も抜群です。
【材料】4人分
- カチョカバロ 1袋
- 海老 中1パック(25尾程度)
- 玉ねぎ 1/2個
- じゃが芋 中2個
- しめじ 1株
- パスタ(ミッレリーゲ) 100g
- 牛乳 250cc
- バター 25g
- 小麦粉 25g
- 塩、胡椒 適量
【作り方】
1 | じゃが芋は5mm程度の厚さに切って、フライパンで火が通りまで焼き、取り出す。同じフライパンに殻と背ワタを取った海老を焼いて、取り出す。 |
2 | フライパンに油を足して、くし切りにした玉ねぎ、しめじを炒める。玉ねぎがしんなりとしてきたら、バターを加え、小麦粉を茶こしでふるいながら入れて、全体が馴染むように混ぜながら炒める。 |
3 | <2>のフライパンに、牛乳を少しづつ加えダマができないように伸ばして、ホワイトソースを作っていく。塩、胡椒を加え、とろみが出るまで煮込む。 |
4 | 別の鍋で茹でたパスタを加えて、全体を混ぜ合わせたら耐熱容器に入れて、スライスしたカチョカバロを載せる。 |
5 | オーブントースターに入れ、カチョカバロが溶けて焦げ目が付いたら完成。 |
ポイント
- ホワイトソースの失敗しない黄金比率が、レシピの通り「バター:小麦粉:牛乳=1:10:10」。これで作れば絶対に失敗しません。牛乳も温める必要はなく、全体が冷めないように少量づつ入れて、馴染ませていけばいいです。
- 入れる具材はなんでもいいです。魚介なら、イカやタコやホタテ、タラなど、お肉なら鶏肉、豚肉、ひき肉など、何で作ってもおいしいです。
- パスタもミッレリーゲでなくても、ペンネやフジッリ、ファルファッレなどのショートパスタでもいいですし、それらがなければいわゆるマカロニでも大丈夫です。