サルシッチャとは、「食材を腸詰にした物」(出典:ウィキペディア日本語版)で一般的には、肉を腸詰にしたものを指すことが多いようです。では、同じ腸詰であるソーセージとの違いは、「燻製されたもの」がソーセージであり、サルシッチャは燻製されていないもの(出典:同上)ということになります。
ここで私が作るのは、厳密に言えば腸詰をしないので「サルシッチャ」とは呼べないかもしれませんが、簡単自家製サルシッチャということでご容赦を。
下段の<ポイント>に詳述しますが、大きなポイントは「塩加減」と「温度」です。
【材料】4本分
- 豚小間切れ(もしくは豚ひき肉) 600g
- 塩 大さじ1.5
- 胡椒 適量
- ローズマリー 適量
【作り方】
1 | 豚小間切れ肉はフードプロセッサーにかけてミンチ状にする。 |
2 | <1>の肉をボウルに入れて、塩、胡椒、ローズマリーを加えて、粘り気が出るまでよく練り、冷蔵庫で少し寝かせて温度を下げる。 |
3 | 肉を冷蔵庫から取り出したら、ラップに肉の1/4を載せて、円筒状になるようにコロコロ転がしながら形を整える。 |
4 | 中火のフライパンで中まで火が通るように返しながら全面においしそうな焦げ目が付くまで焼く。 |
ポイント
- 肉の温度を上げないことが最重要ポイント。温度が上がった状態で調理をすると、焼き上がりがぼそぼそとした食感に。温度を上げずに焼き上げると、しっとりと焼きあがります。この差が歴然なのです。
- そのために調理直前まで冷蔵庫に入れておくと共に、こねる際も手の温度が伝わって肉の温度が上がらないよう、手早くこねます。こねた後も冷蔵庫で肉をしっかりと冷ましましょう。
- 塩加減は、<肉400gに対して塩大さじ1>。肉の量が変わってもこの比率を守れば、OK。
- 加えるハーブは、ローズマリーが定番ですが、タイムやバジル、ディルなどでもOK。もちろんなくてもOKです。